イギリス政府は日本からのさらなる投資を呼び込もうと、日本企業に向けて経済戦略を説明しました。
14日、ロンドンの日本大使館で開かれた説明会では、イギリスのビジネス貿易省の高官が日本企業に対し、イギリス政府が先月発表した新たな産業戦略を解説しました。
イギリス政府は「世界最高の投資先国」を目指すとして、今後10年間でクリーンエネルギー産業やデジタル産業など8つの先端分野を担う企業への支援を強化するとしています。
そのうえで、イギリスへの投資がより容易になるよう、電気料金の削減や規制緩和などを進める考えを明らかにしました。
講演したJETROロンドンの由良英雄所長は「企業間や政府間での協力強化を約束する」と述べ、両国の経済の発展に期待を示しました。