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台風5号が北海道に上陸 7月では初 東海では線状降水帯の恐れ

社会

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 15日午前2時ごろ、台風5号が北海道の襟裳岬付近に上陸した。台風が7月に北海道に上陸するのは、1951年の統計開始以来初めてだ。

■東海では線状降水帯の恐れ

 午前3時すぎ、街灯に照らされ、激しく雨が降っている北海道根室市。道路を見ると、雨粒が白く波打つ。風蓮湖を望むカメラには雨が真横に走っていた。

 台風5号は15日午前2時ごろに北海道の襟裳岬付近に上陸。台風が北海道に上陸するのは9年ぶり、7月の上陸は統計開始以来初めてだ。

 台風周辺の雨雲は14日、関東や東北の沿岸部を渦を巻くように進み、15日午前6時時点では北海道の東部にかかっている。

 一方、西日本では低気圧などの影響で大気の状態が不安定になり、各地で強い雨が降った。

 高知県では横殴りの雨が地面を打ちつけ、普段はキャンプやカヌーを楽しめる土居川も水かさが増え、濁流へと変貌(へんぼう)した。

動画を撮影した人 「バケツの底をひっくり返したような降り方ですね」

 夜になると、強い雨の中心は東海地方へ。名古屋市では風にあおられ、雨が波打つように地面をたたきつけた。

 静岡県でも14日午後8時ごろ、雨がどんどんと強くなってきた。そして、風も強く吹いていて、横殴りになる瞬間もあった。

 帰りの時間帯ということで、多くの車が水しぶきを上げながら走っていた。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年7月15日放送分より)

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