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支えてくれた地域に恩返しを 足をつっても…全力で戦い抜いた勝山の主将 夏の高校野球・岡山大会【甲子園へのキセキ】

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 14日、夏の高校野球・岡山大会は雨で順延となりました。12日(土)、13日(日)の試合でも球児たちは全力で駆け抜けました。12日は、勝山が作陽学園と対戦しました。

(勝山/中谷将人 主将[3年])
「ええかお前ら、男には勝たないといけない時がある、勝つ確率は10回に1回、それを出すよ!」

 試合前に円陣を組み、チームに熱い言葉をかけていたのは勝山の中谷将人主将。学校一の元気印はエースナンバーを背負い、打順も4番を打ちます。

 勝山が掲げるのは「地域密着型野球」。真庭市唯一の硬式野球部は「地域の人に支えられているから今がある」と、部員たちが地域のこども園やデイサービスなどを訪問。中谷自身も地域にパワーをもらい、支えられてきました。

 チームの勝利へ。先頭に立って戦い続ける中谷。足をつるアクシデントでマウンドを降りても、懸命なプレーで戦い続けます。

 9回ウラ。2点を追いかける勝山は、1アウトとなり打席には、4番・中谷……!

 地域とともに、そして地域のために。中谷は全力で夏を戦い抜きました。

(勝山/中谷将人 主将[3年])
「勝山地域の人、全員が応援してくれていて真庭に1校しかない硬式チームなので真庭市全体が応援してくれたんですけど、最後は自分が粘り切れなくて打たれてしまって悔しい。自分は足がつっても最後まで絶対やりきると強い気持ちでやり切ったので悔いはないです、楽しくできたので、帰って地域の人たちに恩返ししたい」

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