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日本被団協など3団体 核兵器廃絶  共同で呼びかけ「惨劇をくりかえさせぬために」

社会

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 戦後80年を迎えるにあたり、核兵器廃絶を日本被団協などが共同で訴えました。

 1945年8月6日に広島市に、8日9日に長崎市に原子爆弾が投下されて今年で80年となります。

 それに先立って23日、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)、原水爆禁止日本協議会、原水爆禁止日本国民会議の3つの団体が核兵器廃絶を共同で呼び掛けました。

 去年、被団協がノーベル平和賞を受賞した一方で、世界では核兵器使用の危機感が高まっています。

 そのため、世界中で核兵器の非人道性を訴えていくことが重要として「惨劇を世界のいかなる地にも繰り返させぬ」ためにも核兵器廃絶を強く求めました。

 また、長崎で被爆した被団協の田中煕巳さん(93)は、まだ被害の証言を行ったことがない被爆者がいるとしたうえで、「その人たちが話すということが大事。3者での呼び掛けがそういういう人を動かせると確信している」として、記憶の継承についても訴えました。

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