日本一の落差350メートルを誇る富山県立山町の称名滝の滝つぼで男性が死亡しているのが見つかりました。
23日午後5時ごろ、「称名滝を登っている親族が帰宅しない」と110番通報がありました。
警察によりますと、男性が契約している民間の救助会社へ家族が連絡したところ、滝つぼ辺りでGPS(全地球測位システム)発信機が反応し、富山県警のヘリコプターが滝つぼで沈んでいている名古屋市の渡邉竜典さん(25)を発見しました。
死因は溺死(できし)でした。
渡邉さんは事前に登山届を提出していて、21日から1泊2日で称名滝付近の壁などを登る予定でした。
警察は渡邉さんが何らかの理由で滑落したとみて、事故の経緯を調べています。