カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震の影響で、ロシア国内では津波が観測されたほか、建物にも被害が出ています。
ロシアのタス通信はカムチャツカ半島のエリゾフスキー地区で地震のあと、3メートルから4メートルの津波を観測したと伝えています。
地震の規模はマグニチュード8.7で、カムチャツカ周辺では、1952年以降、最も強い地震だということです。
最初の揺れのあとも、地震が30回起きているとしています。
また、地方空港などでも被害が出ています。
タス通信は、数人が軽いけがをしたと報じています。
このほか、インタファクス通信によりますと、カムチャツカ半島東部にあり太平洋に面しているペトロパブロフスク・カムチャツキーで幼稚園の建物の一部が崩壊したということです。
この場所でのけが人は現時点ではいないとしています。
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