自衛隊制服組トップの統合幕僚長が交代し、新たに着任した内倉統合幕僚長は「安全保障環境はかつてなく厳しい」と述べ、防衛力を強化していく考えを示しました。
内倉統合幕僚長 「中国の軍事活動の拡大・活発化、北朝鮮のミサイル発射の継続に加え、中ロおよびロ朝の連携等が一層、顕著になっており、安全保障環境はかつてないほどの厳しさと不確実性を呈しています」
また、内倉統合幕僚長は「首都直下地震、南海トラフ地震など災害への万全の備えは喫緊の課題だ」と強調しました。
内倉統合幕僚長は1987年に航空自衛隊に入隊し、航空自衛隊トップの航空幕僚長などを歴任しています。