大分県津久見市の沖合で砂利運搬船とヨットが衝突した事故で、救助された男性の死亡が確認されました。
13日午前8時すぎ、津久見市の保戸島から北東に2キロほどの海上で「砂利採取運搬船とヨットが衝突した」と運搬船の船長から海上保安署に通報がありました。
ヨットは沈没したとみられます。
大分海上保安部は複数人が乗船していた可能性もあるとして捜索を続けています。
午前10時ごろには70歳の男性1人が救助されましたが、その後、死亡が確認されました。
砂利運搬船は全長65メートルほどで5人が乗っていて、けがはありませんでした。
船長は海上保安部の聞き取りに対して「当時は風はおだやかで見通しは悪くなかった」と話しているということです。