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トランプ大統領、ノーベル平和賞逃す ホワイトハウスは不満あらわ

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 10日にノーベル平和賞の受賞者が発表され、トランプ大統領は受賞を逃しました。受賞者のマチャド氏は「賞をトランプ氏に捧げます」と喜びを語っています。

■トランプ大統領も称賛していた人物が

 ノーベル平和賞の受賞を強く望んできたトランプ大統領。先月末には、受賞を逃せば「アメリカにとって大きな侮辱だ」と話していました。

 例年にない注目度で、会場には想定を大きく超える記者が駆け付けました。

ノーベル委 フリドネス委員長 「マリア・コリナ・マチャド氏です」

 ノーベル平和賞を受賞したのは、南米ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏(58)。独裁体制を強めるマドゥロ政権に対し、民主主義への移行を実現するための尽力が認められたといいます。

 マチャド氏については、トランプ大統領も今年1月にSNSで称賛していた人物です。

「これらの自由のための戦士たちは危害を加えられるべきではなく、安全で生きていなければなりません!」

 マチャド氏は受賞後、「ノーベル平和賞をトランプ大統領にも捧げる」とSNSで投稿しました。

「私はこの賞を苦しむベネズエラの人々と、私たちの大義を決定的に支持してくれたトランプ大統領に捧げます!」

 トランプ大統領も自身のSNSでこの投稿を引用しています。

■「平和より政治優先」広報部長不満あらわ

 そもそもトランプ大統領に受賞の可能性はあったのでしょうか。

 ノーベル委員会の委員長は8日、現地メディアの取材にトランプ大統領の評価に対し「来年10月まで待つ必要がある」との見解を示していました。

 一方、ホワイトハウス広報部長は10日、SNSで不満をあらわにしています。

「ノーベル委員会は平和よりも政治を優先していることを証明した」

(「グッド!モーニング」2025年10月11日放送分より)

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