28日に閣議決定した今年度の補正予算案で、厚生労働省は2兆3252億円を追加で計上しました。医療従事者への賃上げなどの支援におよそ5300億円を計上しています。
厚労省の補正予算案には医療従事者の賃上げや医療機関の物価高への対応の支援などとして5341億円、介護従事者に月1万円の賃上げをするための予算などとして1920億円を計上しました。
また、生活保護費の引き下げを違法とした最高裁判決を巡り、厚労省は引き下げ分の一部を追加支給することに決めましたが、そのための費用として1475億円を見込んでいます。