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三豊市の企業の会社役員ら3人と市職員2人を廃棄物処理法違反の疑いで書類送検 香川

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 三豊警察署は27日、三豊市内の3つの企業とその企業の会社役員ら3人と三豊市役所の職員2人を廃棄物処理法違反の疑いで書類送検しました。

 三豊市が所有する市内の造船所の跡地から廃棄物が見つかった問題で、市は2025年7月、整備を委託した業者を廃棄物処理法違反の疑いで、三豊市の3つの企業でつくる共同企業体を刑事告発しました。この工事を巡っては、掘り返した土に「燃え殻」が混ざっていたことが判明し、市は県と協議の上、廃棄物処理法に従って土を「産業廃棄物」として敷地外に持ち出して適切に処分することを決めました。しかしその後、業者が土を埋め戻していたことが分かり、5月2日から工事を中断しています。

 これを受け、警察は捜査を進め27日、共同企業体の3つの企業と3企業の会社役員と職員ら3人、市の職員2人を廃棄物処理法違反の疑いで書類送検しました。

 企業の役員ら3人は「市の指示で土を埋め戻した」、一方で市の職員2人は「指示していない。黙認もしていない」と話しているということです。

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