すべてのウナギの国際取引を規制すべきだとする提案がワシントン条約の会議で否決が確定しました。
ワシントン条約の締約国はウズベキスタンで4日に開かれた全体会合で、EU(ヨーロッパ連合)などによるウナギの国際取引規制を正式に不採択としました。
先月27日の委員会では大差で否決され、全体会合で動議が出れば再投票となる可能性がありましたが、動議は出されず否決が確定しました。
規制案に反対していた日本政府はニホンウナギについて「国際取引による絶滅の恐れはない」と主張していて、資源管理に力を入れていく考えを示しています。