2025年7月-9月に岡山県に宿泊した外国人の延べ人数が、速報値で過去最高となりました。
観光庁の「宿泊旅行統計調査」をもとに岡山県がまとめたところ、2025年7-9月の岡山県に宿泊した外国人の人数は、調査開始以降最も多い、延べ14万5150人となりました。前年同時期と比べ3万人余り増えています。
国・地域別で最も多いのは台湾で、全体の約54.8%を占めています。次いで、中国(10.4%)、韓国(4.4%)などとなっています。台湾は前年同時期と比べて7割以上増えています。
宿泊者数が過去最高となったことについて、県は、大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭に合わせて積極的に観光プロモーションを行った効果もあったのではないかとしています。
中でも台湾の宿泊者が大きく伸びていることについては、2024年10月に台北線がこれまでの週7往復から週9往復となり、さらに、同日、高雄線(チャーター便)が週3往復でスタートしたことが主な要因ではないかとしています。