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改製原戸籍謄本を誤交付 2003年に紙をデータ化する際に誤り 笠岡市

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 笠岡市が、改製原戸籍謄本を交付する際、誤って一部を別の人に交付していたことが分かりました。

 戸籍謄本は、これまでに何度か様式変更をしていて、「改製原戸籍謄本」とは古い様式の戸籍謄本のことです。明治以降、複数の様式が存在します。今の戸籍謄本では確認できない情報が書かれている場合もあり、必要に応じて市区町村役場に請求すれば、交付を受けることができます。

 市によりますと、2025年11月20日、市民課を訪れた市民が改製原戸籍謄本を請求し、市は交付しましたが、その5日後、その中に、別の人の改製原戸籍謄本1枚が含まれていていることが分かりました。市は誤交付が発覚した日に、2人の当事者に謝罪と経緯の説明をしたということです。 情報の二次漏洩は確認されていないということです。

 誤交付の原因について市は、2003年、紙の戸籍を画像データ化する際に誤って取り込んだとしています。

 再発防止策については、交付する際の確認を徹底するとともに、データ化した改製原戸籍謄本に誤りがないか全件チェックをするためシステム会社と協議を進めているということです。

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