大手生命保険会社の防災に関する調査で、最も備えが必要だと思う災害の1位は11年連続で「地震」でした。一方で、実際の対策費用は前の年から4割以上減少しました。
住友生命が1月に家庭での防災対策や意識を調査したところ、7割以上【72.7%】が最も備えが必要だと思う災害に「地震」を挙げました。
去年12月の青森県東方沖地震で被害を受けた「北海道」や「東北」、調査時に島根東部を震源とする地震が発生した「中国・四国」は前年から大きく増加しました。【北海道…72.9%(前年+14.2pt)、東北…71.7%(前年+9.2pt)、中国・四国…71.6%(前年+12.5pt)】
一方で、年間の防災対策費は9545円となり、「南海トラフ地震臨時情報」が出された前の年から7000円近く減少しました。
調査開始以来、最大の下げ幅だということです。
住友生命は、時間の経過により危機感が薄まってきている可能性があると指摘しています。
また、去年、出没が相次いだクマによる被害については5割以上【53.5%】が「不安がある」とした一方で、「対策をとっている」人はおよそ1割【10.6%】にとどまりました。
将来的に不安を感じているものの、緊急性を感じていないとみられるとしています。