埼玉県八潮市の道路陥没事故で、消防の救助活動が適切だったかを調べる委員会は「一連の救助活動はおおむね妥当だった」とする結論をまとめました。
去年1月28日、八潮市で県道が突然陥没し、深さ5メートルほどの穴に転落したトラック運転手の男性が死亡しました。
発生当初から消防などが救助活動にあたりましたが、穴が拡大するなどして救助が難航し、およそ3カ月後に男性の遺体が見つかりました。
消防は事故当初から救助活動について「最善を尽くした」としていました。
これまで有識者による委員会は救助活動が適切だったか調査していましたが、23日、委員会は「一連の救助活動はおおむね妥当だった」とする最終報告をまとめました。
調査報告書によりますと、現場は土砂が崩れやすく崩落が進んでいる状況であったことなどから救助活動は困難だったということです。
一方で、穴の内部で救助活動中に崩落物が直撃し消防隊員2人が重軽傷を負ったことについて、穴への侵入方法などは改善の余地があったものの、救出のためにはやむを得ない状況だったと結論付けられました。