戦闘終結に向けてイランがアメリカに提出した案が、3段階のプロセスで構成されているとして中東のメディアが詳細を報じました。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラは3日、3段階から構成されたイランによる提案の中身を情報筋から入手したと伝えました。
それによりますと、第1段階では30日以内に戦闘の完全な終結を目指し、再発を防ぐための国際的な枠組みを構築するとしています。
さらに、イランとアメリカがともに侵略行為をしないことを確約したうえで、この枠組みにイスラエルなども含めるよう求めています。
また、アメリカ軍による港湾封鎖の解除に合わせ、ホルムズ海峡を段階的に開放し、機雷の撤去はイランが責任を負い、アメリカの支援も受け入れるとしています。
このほかイラン周辺からのアメリカ軍の撤退なども盛り込まれています。
続く第2段階では、イランが最長で15年間にわたりウラン濃縮活動を停止する案を議論するということです。
期限を迎えたあとは、濃縮度を3.6%として再開を認めるよう要求する一方、核施設などの解体は拒否するとしています。
これと引き換えに、イランへの制裁解除に向けた明確な仕組みが必要だと訴えていて、凍結資産の段階的な解除も含まれているということです。
そして、第3段階では、イランがアラブ諸国を含む周辺国と戦略的対話を開始し、アメリカ主導ではない地域全体での安全保障システムを構築することを提案しているとしています。