アメリカのトランプ大統領はイランの核施設への査察について、「適切な時期に査察官が現地入りする」と述べました。
アメリカ トランプ大統領 「適切な時期だ。急ぐ必要はないが、(IAEAの査察官は)適切な時期に現地入りするだろう」
トランプ大統領は23日、記者団に対しイランがIAEA(国際原子力機関)による核施設の査察を確約していると主張し、「適切な時期に査察官が現地入りする」と述べました。
イランはIAEAによる査察は「計画されていない」としていますが、トランプ大統領は「イランの主張は間違っている。その主張が正しければ、今すぐ協議を打ち切っている」と述べました。
また、トランプ大統領はホルムズ海峡の現状について、22日の一日だけで1900万バレルの石油が通過したと主張し、「ホルムズ海峡の歴史上、最大の規模で、原油価格は急落している」と述べました。
こうしたなか、アメリカの連邦議会上院は22日、イランに対する軍事行動の停止を求める決議案を可決しました。
与党・共和党からも4人が議員が造反し、野党・民主党主導の決議案の賛成にまわりました。
下院でも3日に一部の共和党議員が造反し、同様の決議案が可決しています。
トランプ政権は法的拘束力がないとして拒否権を行使する構えで、この決議案に実効性はありませんが、11月の中間選挙を前にイランを巡って共和党内の亀裂が改めて浮き彫りになった格好です。