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着用の効果は? 小学校でライフジャケット活用した水泳授業 香川県教委は無料貸し出し事業も

 水の事故が増える夏を前に小学校でライフジャケットを活用した水泳の授業が開かれました。

 高松市の亀阜小学校で開かれた授業には3年生約50人が参加しました。

 川や海のレジャーが増える夏休みを前に、子どもたちにライフジャケットを身に付ける大切さを知ってもらおうと香川県教育委員会が開いたもので、ライフセーバーが講師を務めました。

「よーい ピー」。

 まずは、ライフジャケットを着ていない状態でどれぐらい浮いていられるかを体感します。

「まだ1分経ってないよ」

 多くの児童が1分も浮くことができませんでした。

 続いてライフジャケットを着用。浮いたときにずれないように体にフィットさせることが大切だそうです。

 着用して浮いてみると……

 顔を出した状態で浮くことができました。

(香川ライフセービングクラブ/菊池賢さん)
「一般の方は人間の体が浮くと思っているんですけど、浮かないんです。ライフジャケットを普及させることを頑張れば事故を防げると思うので」

(児童)
「浮かぶことが楽しかった」
「着てた方が浮くのも分かったしライフジャケットを着てない方が沈むのも分かりました」
「お家の人に買ってもらってライフジャケットで命を守れるようにしたいです」

 このほか1列になって複数人ではぐれないようにしながら救助を待つ方法なども学びました。

 香川県教委はこうした授業を2026年度、合わせて10校で行う予定です。

(松木梨菜リポート)
「香川県庁の倉庫です。大人用から子ども用までライフジャケットが置かれています。県教委は無料で貸し出す事業も行っています」

 県教委は大人用と子ども用合わせて440着を学校や子ども会などの団体に無料で貸し出しています。予約は保健体育課で受け付けています。

(香川県教育委員会保健体育課/米谷将太さん)
「水難事故は減ってきているんですが、ゼロを目指して取り組んでいきたいと考えています」

 香川県警によりますと2025年までの10年間で水の事故にあった子どもは28人。このうち4人が亡くなっています。事故の約8割が海で起きました。

 香川県などは、こうした水の事故の犠牲者を減らそうとライフジャケットの着用を呼び掛けています。

 では実際にどれぐらい生存率が変わるのか。

 こちらは2025年、船から海に転落した人の生存率をライフジャケットの着用・非着用で分けたものです。着用していた人は約9割が助かりましたが、着用していない人は半数が亡くなっています。

 また、着用していたにもかかわらず亡くなった人の中には、正しく着用できていなかった人もいたということで、香川県はライフジャケットの点検や正しい装着を呼び掛けています。

KSB 報道
執筆:KSB報道
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