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求人、飲食店、同時選挙…急な解散総選挙で悲喜こもごも 岡山

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 10日、衆議院選挙が公示され、選挙戦がスタートしました。しかし、急な解散総選挙が各方面に影響を与えています。

 岡山市の北区・中区・南区の開票所として、通常は岡山ドームが使われますが、22日の投開票日には民間企業の運動会があり、会場として使えないことになりました。そのため、各区役所が調整して地区の小・中・高校の体育館などを開票所として押さえました。また、岡山市の小学校で行われる地域のイベントが投票所になるため延期となったところも。

 求人情報誌などを運営する岡山市の会社には、求人依頼が相次いでいます。 先週金曜日に発行した求人誌には出口調査のアルバイトなど、派遣会社2社からの求人を掲載。さらにあさって発行するものには3社以上からの依頼があるといいます。

 一方、岡山市の焼き鳥専門店では、通常、金曜日、土曜日には1日に20組以上の予約がありますが、 選挙の影響で1割ほど予約が減っています。選挙期間中は昔から「飲食店ではお客が減る」と言われているそうです。 (焼き鳥店の代表) 「やはり公務員の方とか準備とかありましてそういうものが若干影響しているんではないかなと」

 玉野市では、任期満了に伴う市長選と投開票日が重なる事態に。 投票用紙の自動読み取り機を2台持っていましたが、早めに開票作業を進めるため、200万円以上する機械を購入しました。ほかにも、入場券の予定稿をやり直し、100万円の追加費用がかかるなど全体の予算が2倍近くはかかる見通しです。  開票作業は、衆院選だけだと午後8時15分から始めますが2つの選挙がかぶったことで、午後7時ごろから市長選の開票作業を始め、午後9時ごろから衆院選に取りかかる予定です。

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