妖怪をテーマに自由な発想で描く絵画コンテスト「第2回妖怪画大賞」の受賞作品が決まりました。
香川県土庄町にある妖怪美術館などが行ったもので、日本全国やアメリカなどから122点の作品が寄せられました。2月22日、土庄町で開かれた「YOKAI EXPO2026」の会場で最終審査が行われました。
審査員の柳生忠平さん(妖怪画家・妖怪美術館館長)、平良志季さん(日本画家)、和田ラヂヲさん(ギャグ漫画家)の3人が、1次審査を通過した33作品を公開で審査し、受賞作を発表しました。
大賞・グランプリを受賞したのは、千葉県の自営業、杉山幸則さんの「妖怪すりすり」です。
作者の杉山さんによると、天日干しされ、ほかほかになった毛布などがあるとすりすりしてしまう人間には見えない妖怪で、すりすりされた毛布などを使うと、とても肌触りが良く花の香りも相まって、より熟睡できるそうです。
近年では人間の技術を取り入れ、自転車などを使い、よりアグレッシブなすりすりをするようになったという設定も盛り込まれています。
その他、優秀賞に八光兎龍さんの「免罪符に豆腐」、審査員特別賞に鈴木閃太さんの「臨月」などが選ばれました。
審査員長を務めた柳生忠平さんは、総評として「妖怪美術館のテーマでもある『現代の妖怪』を理解していただき、創作妖怪を描いてくれている方々が多かったのにはとても感動し、刺激を頂きました」とコメントしています。
最終審査会にノミネートされた作品は今後、妖怪美術館で展示される予定です。