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移住者増加の男木島…住民参加の“文化祭” 香川・高松市

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 人口は約160人、香川県高松市の男木島で休校していた小中学校が再開して4年が経ちました。学校再開後、初めて住民が参加した文化祭が開かれました。

 高松市沖にある男木島です。過疎化が進んでいましたが、休校していた小中学校が2014年に再開してから移住者が増え、活気づいています。  全校児童、生徒と併設する保育園から合わせて12人が参加した学校の文化祭には、地域の人たちも50人ほどが集まりました。児童、生徒の保護者たちに地域のおばあちゃん、おじいちゃんたちも一緒に手遊び歌を楽しみ、ほっこりとした時間を過ごしました。

 久しぶりとなる区合同の文化祭開催で、地元コミュニティ協議会がこの日のためにカレーをふるまいました。島のお母さんたちが中心となって用意したのは4升のご飯!島の人口の半分にあたる80人分のカレーライスです。学校から先生と小中学生もやってきてカレーを味わいました。  文化祭を島のイベントとしてやりたいという校長先生の思いは、学校再開4年目にして実現しました。文化祭に出演する人たちに、島に移住した人もやってきました。

 島で生まれた赤ちゃんは人気者です。生後5カ月の結海ちゃんは、島のみんなに見守られて育っています。  小さな島ならではの地域に開かれた交流はこれからも続きます。

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