デザインの力で新たな価値を生み出します。企業や商品の「ブランド」をデザイナーとともに作り上げようというマッチングイベントが、香川県高松市で開かれました。
香川を拠点に活動するクリエーター集団「瀬ト内工芸ズ。」が開いたもので、企業や個人事業主を対象に、講演や相談会が行われました。
「瀬ト内工芸ズ。」の部長、村上モリローさんは、さぬき市で手袋やバッグなどを手がけるダイコープロダクトとともに男性用手袋ブランド「SoH」を開発した過程を紹介しました。
(瀬ト内工芸ズ。部長/村上モリロー さん) 「よいところと、よそと違うところを出しました。単純に考えると『よくてちがう』ところは、差別化できるところです」
「SoH」は、30代から40代のチャレンジ精神あふれる男性をメーンターゲットに定め、「超えていけ。」というスローガンを生み出しました。そして、ロゴやポスターのデザインにもそのコンセプトを取り入れました。
(瀬ト内工芸ズ。部長/村上モリロー さん) 「地元の企業が盛り上がっていくということは地域が元気になっていくということなので、それにデザイナーって必ず力になれるものが絶対あるので、いろいろこれからも関わっていって、一緒に盛り上げていけたらと思います」