岡山市で美容院などを経営する会社が、AIを活用した新しいシステムを開発しました。その名も「美JOYON診断」です。
20日、岡山高島屋で「美JOYON診断システム」がお披露目されました。
(記者) 「こちらのセンサーで自分の体を映すと、AIが自動で自分に合うファッションを提案してくれるということです」
家庭用ゲーム機などで活用されているキネクトセンサーで映すと、全身の骨格や顔の特徴を読み取りAIが自動で自分がどのタイプに当てはまるのかを診断します。 これによって自分に似合う服のタイプや色合いなどがわかるということです。
(体験した人はー) 「カラーだけは自分はもっと秋(イエローベース)だと思っていたんですけど、冬タイプ(ブルーベース)と言われてビックリしました。取り入れていきたいと思う」
開発したのは岡山市で美容院などを運営する「クローバー・イプセ」です。 ここでは、現在髪をカットする美容師以外に、お客さんのスタイルや顔立ちなどから似合う髪型や服装を提案する従業員を配置していますが、このシステムによって効率化と質の向上が図れるということです。
(クローバー・イプセ/摺河真由美 社長) 「この30年間、私たちの勘と経験でやってきたんですけど経験があいまいなところもあって、そこをブラッシュアップすることができるのがAIだと改めて開発の途中に気づきました」
「クローバー・イプセ」では、5月にも美容院やネイルサロンなどにこのシステムの販売を始める予定です。
(クローバー・イプセ/摺河真由美 社長) 「自分をプロデュース、どう見せていくかということをやっていく企業に販売していけたらと思う」
「美JOYON診断システム」は21日、岡山高島屋で無料で体験できます。