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新規バス路線認可 岡山市は手続き「有効」と国に報告 競合の両備は抗議

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 岡山市の新しいバス路線について、競合する両備グループが国に認可取り消しを求めている問題です。申請ミスを指摘していたバス停2カ所を岡山市が「有効」だと国に報告したことに両備側が抗議しました。

 午後、両備ホールディングスの原雅之専務らが岡山市役所を訪れ、大森市長あての抗議書を提出しました。

 この問題は、両備グループが運行している岡山駅前と西大寺地区を結ぶバス路線に、循環バス「めぐりん」を運行する八晃運輸が新しい路線を設置することに端を発しています。

 両備グループは、この路線の3カ所のバス停について「目の前の土地の所有者の了解が取れておらず、認可は誤りだ」などとして国に認可の取り消しを求めています。

 これを受けて岡山市は現地を調査。2カ所については土地所有者の了解が得られていないものの、すでに両備グループのバス停があるなど新設の影響は少ないと判断。公益性も踏まえて手続きは「有効」だと19日、国に報告しました。また、もう1カ所は「民有地のため関知しない」としています。

 これに対して両備側は、国と岡山市に対して「法令解釈に誤りがある上、会社によって市の対応が違うのは平等の原則に反する」と抗議しました。

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