岡山市の新規バス路線運行に反対し、競合する両備バスの労働組合などが行うストライキについて、岡山市の大森市長が「中止を検討してほしい」と訴えました。
(岡山市/大森雅夫 市長) 「残念です。ストライキという形で市民の足を奪うことだけは、ぜひ避けていただきたい」
両備バスの労働組合は、23日、八晃運輸が新規参入する西大寺線で約1時間ストライキを行い、26日もストを計画しています。
27日には両備バスと岡山電気軌道の組合が全線で終日ストライキする予定で、合わせて約6万人に影響が出ると見込まれています。
(岡山市/大森雅夫 市長) 「労使間でしっかりと話をしてストライキの回避をお願いしたい」
また、会見では、来年岡山市で開催予定のG20保健大臣会合に向け、「推進室」を設置することや、南区内尾に広さ4ヘクタール以上の多目的広場を整備することなどが報告されました。