岡山市議会議員の2014年度の政務活動費について、岡山地裁は60万円あまりが違法な支出だったと認定しました。
市民オンブズマンおかやまは、2014年度に岡山市議会の会派に支払われた政務活動費のうち、466万円あまりが違法な支出だったとして、岡山市長に対して返還を求めるよう訴えていました。
24日の判決で、岡山地裁の善元貞彦裁判長は「海外視察の一部日程は政務活動との関連性がない観光目的だった」などと指摘し、5つの会派のあわせて60万円あまりが違法な支出だったと認定しました。
この判決に対し、市民オンブズマンおかやまは、「視察の一部が観光と認められたことは評価する」としています。
また、岡山市長は「主張が認められなかった部分については協議したい」とコメントしています。