ゴールデンウィーク期間の観光客数がまとまりました。強風などの影響もあり、高松市の屋島は去年よりも減りましたが、ふもとから山上へ上がるドライブウエイが渋滞し、アクセスに課題を残しました。
(高松市/大西秀人 市長) 「まぁまぁ堅調だったかなと思っております」
4月28日から5月6日までのゴールデンウイーク期間に、約2万5000人が屋島を訪れました。去年と比べると6パーセントのマイナスです。
高松市は屋島の山上とふもとを結ぶドライブウエイを去年7月に無料化。山上の有料駐車場の手前で折り返すことができる旋回スペースや自動ゲートなどの設置により、駐車台数が従来の400台から286台に減っています。
期間中は満車が続きふもとから山上までおよそ1時間かかる渋滞が発生しました。ふもとでUターンする車も相次ぎました。
(交通整理員はー) 「1時間待っていただくか、ここでUターンされるかどちらかなんです」
(Uターンした兵庫からの帰省客はー) 「残念です。(目的は)水族館です。こどもがいるので」
高松市は5月26日からドライブウェイを市道にするほか、駐車場を500台に増やすよう整備する方針です。
(高松市/大西秀人 市長) 「その(GW)前に整備できてやれればよかったんでしょうけど、そこらへんは間に合わなかったということでございますので、今後整備した上で中長期的に確保していきたい」