みんなで楽しく身体と頭の活性化です。シニア世代に楽しく体を動かしてもらおうと、高校のダンス部を全国大会優勝に導いた指導者が、岡山市でダンス教室を開きました。
運動不足を解消したい人や、シニア世代を対象にした「リフレッシュダンス教室」です。
講師を務めるのは、2008年に、総社南高校のダンス部を全国大会で優勝させた青山敦子さんと、岡山商大の非常勤講師、小野陽美さんです。
「リフレッシュダンス教室」は、シニア世代にダンスを通じて、体を動かしてもらいたいと青山さんが始めたもので、ダンスを知らない人でも和気あいあいと、運動に親しんでもらうことが目的です。
(記者) 「参加者は楽しそうにダンスをしています。ダンスのコツは体だけではなく、頭も使うことなんだそうです」
右手と左手を違うタイミングで動かすなど、ゆっくりとならできる簡単な動きも、音楽に合わせて行うと難しくなります。
途中で間違えてしまう人もいましたが、慣れた動きを繰り返すよりも、次の動きがわからなくなる方が脳に良い刺激を与えるそうです。 シニア世代だけではなく、運動不足を理由に参加している学生もいました。
(参加者はー) 「右だけのところが、難しかったです。脳トレにもなりましたけど」 今後はタオルなど、家にある物でできる運動も取り入れていくそうです。
(青山敦子先生) 「まず自分の身体を知ってもらうってことから始めたいなと思ってたので、たとえば手がどこまであがるのかとか、足がどこまで動かせるのとか、そういうことも意識しながらやってもらいたい」
リフレッシュダンス教室は、7月までの第2・第4月曜日の11時から12時まで開かれます。