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サンポートの新香川県立体育館の設計 5業者が2次審査でコンセプトなど競う

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 香川県はサンポート高松に新しい県立体育館を整備します。設計業者を選ぶための2次審査が香川県庁で行われました。

 2次審査に臨んだのは、直島港のターミナル「海の駅なおしま」を設計した東京都の「SANAA事務所」や、香川県立ミュージアムを設計した「日建設計」を含むグループなど5つの業者です。

 大学教授ら8人の「評価委員」を前に企業名を伏せた上で、施設のコンセプトや構造などを説明しました。

(1組目ー) 「新体育館は、周りのランドスケープと一緒になり、人々が自由に歩き回ったり、くつろげる新しい公園のような場所となります」

(2組目ー) 「世界最大の初のカーボンファイバーの構造であり、防災拠点としても、有効な場所を造っていきたいと考えています」

 新しい香川県立体育館は、サンポート高松の北側3.6ヘクタール余りの敷地に県が整備します。建設費は、県の試算で170から190億円です。最大収容人数は1万人以上で、2023年度に完成予定です。

 評価委員からは、建設コストが県の試算額に収まるかどうかや、施設のメンテナンスなどについて質問があり、それぞれの企業の担当者が回答していました。審査は今回が最後で県は、6月上旬に設計業者を発表することにしています。

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