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「外観の芸術性より機能性・収益性重視を」新香川県立体育館 県議会特別委が提言

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 サンポート高松に整備する、新しい香川県立体育館について施設の内容を調査・検討する県議会の特別委員会が、「外観の芸術性より機能性や収益性を重視すべき」などと香川県に提言しました。

 15日に開かれた香川県議会の特別委員会で、施設の整備に関する提言書をまとめて県側に伝えました。

 新しい香川県立体育館は、サンポート高松の北側、3.6ヘクタール余りの敷地に県が整備するもので、最大収容人数は1万人以上です。建設工事費は、県の試算で170億円から190億円で、2023年度に完成予定です。

 提言書では「外観のデザインなどの芸術性よりも、機能性や収益性を重視すること」「設計業者を選ぶ審査委員に提言内容を伝えること」など8項目を踏まえた上で設計業者を選ぶことを求めています。

 設計業者の選定を巡っては5月22日に2次審査が行われ、香川県は当初、6月上旬に結果を発表する予定でした。

(香川県議会特別委員会/大山一郎 委員長) 「収益性であるとか利便性であるとか県民のためになるものを少し時間をかけてでも造っていくということが大切であると思っております」

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