14日朝、香川県さぬき市のJR高徳線で、列車が石を踏み、緊急停止しました。乗客にけがはありませんでしたが、警察が列車往来危険の疑いで調べています。
石が置かれていたのは、さぬき市造田のJR高徳線の神前駅と造田駅の間の線路上です。
警察によりますと、14日午前7時すぎ、徳島発高松行きの4両編成の普通列車の運転士が異常な音に気づき、列車を緊急停止させました。
線路を調べたところ、レールの上に石が砕けた跡があったということです。
列車には、約350人の乗客が乗っていましたが、けが人はいませんでした。列車は約11分間現場に停止しましたが、この影響によるダイヤの大きな乱れはありませんでした。
警察では、何者かが線路上に石を置いたとみて、列車往来危険の疑いで調べています。