西日本に大きな被害をもたらした豪雨で、倉敷市では10日も、懸命の捜索活動が続いています。
複数の川が決壊し、町の広い範囲が水没した倉敷市真備町では、今も多くの人の安否が分かっていません。警察や自衛隊による夜を徹した懸命の捜索活動が続けられています。
雨がやみ、2日たった10日は、大部分で水が引いてきました。 避難していた住民の中には家に戻り、片付け作業にあたる人の姿も見られました。
(家が浸水した住民はー) 「ここだけちょっと孤立しちゃってるんで、あちらのお宅も全然作業ができない状態なんで」 「泥取って、道が通れるようになって、何か運べるようになったらいいかなと思う」
岡山県では10日午後4時現在、50人の死亡が確認されています。倉敷市で5歳の女の子と、20代の母親も犠牲になっていたことが分かっています。