堤防決壊の原因を結論付けました。倉敷市真備町などの浸水被害の原因となった小田川の堤防決壊について、国の調査委員会は、川の水が堤防を越えた「越水」だと結論を出しました。 西日本豪雨で、小田川の堤防が決壊した原因を議論している国の調査委員会です。
非公開で行われた会議では、堤防決壊のメカニズムについて集中的な議論がありました。そして、小田川の堤防決壊の原因は川の水が堤防を越えた「越水」にあったと、結論づけました
また支流の末政川は、堤防にかかる橋をつたって川の水があふれ、その水が堤防の外側を削ったことが、堤防決壊の主な要因だということです。
調査委員会の会合は今回で最後となり、年内をメドに最終報告をまとめる方針です。
（小田川堤防調査委員会／前野詩朗 委員長） 「仮復旧を本復旧に早めに対応していただきたい。少しでも早く整備計画を進めていただきたい」
