今年7月の西日本豪雨で決壊した倉敷市真備町の小田川の堤防復旧工事が11月から行われます。地元住民への説明会が28日、開かれました。
説明会は真備保健福祉会館で午前と午後の2回、開かれました。 小田川の堤防が決壊した真備町の箭田地区や尾崎地区などの住民ら約140人が参加しました。
国が管理する小田川は、西日本豪雨で2カ所の堤防が決壊し、現在は仮復旧の状態です。 国土交通省は11月1日から2019年3月末にかけて本復旧工事を行う予定です。また、小田川の水位を下げるために2023年度までに高梁川との合流点の付け替え工事も行う方針です。
ほかにも真備町では、岡山県が管理する小田川の3つの支流の堤防が決壊しました。 堤防の強化工事を行うには立ち退きを要請する必要があるとして、岡山県も31日から住民説明会を開きます。