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「視察ではなく観光だ」原告訴え…香川県議会の海外視察訴訟

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 香川県議会議員の海外視察はただの「観光旅行」だとして、市民団体が費用の返還などを求めている裁判の第4回口頭弁論が28日、高松地方裁判所で開かれ、原告側は改めて「視察ではなく観光だ」と主張しました。

 この裁判は、おととし8月から去年6月にかけて行われた香川県議会議員の海外視察4件が「観光旅行」だったとして、市民オンブズ香川が香川県の浜田知事を訴えているものです。

 海外視察に参加した議員20人に、視察費用約3400万円を返還させることなどを求めています。いずれの海外視察も目的の合理性や有益な結果・情報がなく「支出は違法だ」と訴えています。

 28日の裁判で原告側は、ヨーロッパを訪れた際の日程表などを元に、改めて観光であることを主張しました。10月30日に開かれる第5回口頭弁論で、原告側は現地でチャーターした車の運行表などを提出する予定です。

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