香川県のお正月には欠かせない「あん餅雑煮」がなんとソフトクリームになりました。高松市の道の駅で12月から発売されたと聞きつけ、味を確かめてきました。
あん餅雑煮といえば、いりこだしが効いた白みそとあん餅が合わさった、あまじょっぱさがたまらない、あったかくて食べるとしあわせ~な気持ちになれる香川の郷土料理。さて、ソフトクリームになるとどんな味がするのでしょうか。
高松市の道の駅「源平の里むれ」で12月8日に発売されました。
(店員) 「あん餅雑煮ソフトクリームです」 (佐田志歩アナウンサー) 「えっお椀に入ってる!しかもお箸で食べるんですか!すごいほんとのお雑煮みたいですね」 (店員) 「おもしろいでしょう?」
こちらが「あん餅雑煮ソフトクリーム」1個450円です。 白みそを入れたミルクソフトクリームに白玉とあんこがトッピングされています。
(佐田志歩アナウンサー) 「今まで数々のソフトクリームを食べてきましたが、さすがにお箸でいただくのはきょうが初めてです」 「濃厚!濃厚なミルクソフトにみその香りが効いていて、ミルクソフトとみそが合わさるとクリームチーズみたいになるんですね!あずきと白玉の食感もいいですね~。もちもちでおいしいです」
お雑煮よりも濃厚ですが、粒あんが甘さ控えめでちょうどいい味でした。
また、あん餅雑煮ソフトは素材も本格派です。さぬき市の大山牧場のジャージーミルクソフトと、観音寺市のみそ倉「イヅツ味噌」の白みそをブレンドしています。 試行錯誤を重ねて開発し、半年間かけてようやく完成しました。
(道の駅 源平の里むれ/長谷川旭係長) 「お客様からの反応を聞いてみたら『意外とソフトクリームでもいけるね』というふうにおっしゃってくれる方が多くて。私自身も発売した時にお客さんの反応どうかなと不安も最初はあったのですが、今はちょっとほっとしています」
あん餅雑煮ソフトクリームを食べて一足先に香川のお正月気分を味わってみてはいかがでしょうか。