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「災いを福に」石垣崩れた丸亀城ですす払い 香川

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 西日本豪雨や台風などの影響で、石垣が大きく崩れた丸亀城で、1年の汚れを落とす「すす払い」が行われました。

 12月13日は正月を迎える準備に取り掛かる「正月事始め」です。丸亀城では「丸亀城お笑い人力車芸人」の風亀丸いわしてんぐさんや、丸亀市観光協会の職員らが大手門の汚れを落としました。大手門は国の文化財に指定されており、約5メートルのささを使って傷が付かないように丁寧にすすを落としていきます。

 丸亀城は西日本豪雨や台風の影響で城の南西部の石垣が大きく崩れました。11月、復旧に向けた緊急対策工事が本格的に始まり、丸亀市は5年での工事完了を目指しています。丸亀市によりますと、今年は台風や長雨が週末に重なったことや石垣が崩れた影響などで9年ぶりに観光客が減少する見込みです。

(丸亀市観光協会/山田哲也 事務局長) 「今年の『災い』と言いますか、それをなんとか福に転じられるように、気持ちを込めてすすを払ったと、来年はぜひにぎやかな丸亀城に、また戻したいと思っています」

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