伝統的ものづくりへの理解を深めてもらおうと、高松市の小学校で体験教室が開かれました。
高松市の中央小学校で開かれた体験教室には、4年生150人が参加しました。児童たちは、伝統工芸士や職人から高松市の伝統工芸である庵治石や盆栽、香川漆器について学びました。
庵治石の教室ではハンマーで「せり矢」と呼ばれる器具を叩いて石を割りました。石が割れると児童たちは珍しそうに表面を触っていました。
参加した児童からの質問に石職人は…
児童「(庵治石は)削りやすいですか?」 職人「庵治石はすごく硬いから、他の石より硬い。だから加工が難しい。庵治の職人さんは技術力が高い」
盆栽の教室では、古くなった錦松の葉を取り除く作業を体験しました。
(参加した児童はー) 「盆栽はいい物だから受け継がれていったらいいので、どんどん(年)下の知り合いとかにも、広告とかでも配ったりしたらいいと思いました」