「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれる香川県の高級石材「庵治石」の美しさに触れることができる企画展が高松市で開かれています。
高松市牟礼町、石匠の里公園で開かれている「石の里の匠たち」です。公園内の広場では牟礼や庵治に住む石工が作ったユニークな石彫作品を楽しむことができます。
庵治石の魅力を広めようと、地元の石材店などが協力して毎年開いているもので、2022年で21回目です。
また、高松市石の民俗資料館では、香川県の伝統工芸士だった太田幹雄さんの企画展も行われています。太田さんは2018年に亡くなった牟礼町出身の石工で、牟礼・庵治で唯一手彫りで石灯篭を加工できたと言われる職人です。
手彫りならではの丸みをおびた作品からは、機械を使った作品とは違う温かさを感じることができます。
これらの企画展は11月6日まで開かれています。