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岡山・香川でも警報発令のインフルエンザ 医者が教える感染対策とは

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 23日に香川県で、24日は岡山県でもインフルエンザ警報が発令されました。インフルエンザにどう対応したらいいのか専門家に伺いました。

(石井俊大リポート) 「多くのマスクをした方が診察を待っています。こちらの病院でもインフルエンザと診断される方が多くなっているということです」

 香川県では1月14日からの1週間で、1医療機関あたりの患者数が37.04人となり、警報発令の基準となる30人を超えました。24日までにのべ130の学校や幼稚園などが学級閉鎖になっています。今年のインフルエンザはどういう傾向があるのか、高松市保健所の藤川先生に伺いました。

(高松市保健所/藤川先生) 「特に平成21年に流行した新型インフルエンザ、H1N1PDM09ウイルスが圧倒的に多くて全国的には7割くらい、香川県も同じような感じ。風邪だとそこまでの急な発熱とか、全身の関節痛みたいなのは出てこないと思いますので、そこがちょっと違うと思います」

(Q.インフルエンザ警報もでていますがどうやって対策したらいいんでしょう?) 「外出した後に手洗いを15秒以上しっかり手洗いをしましょうとか、アルコール消毒も有効です」

(Q.家族に感染者が出た場合の対策ってどうしたら?) 「家族の中でかかった場合はお部屋の隔離をしていただいて、タオルなどは別にしていただいて」

(Q.失礼ですけどインフルエンザになった経験はありますか?) 「去年の2月もおそらくA香港型だったと思うので、結構きつかったので寝てました」

(Q.お医者さんでもなるんですか?) 「それはたぶんみんななっていて…みんな時々もらうよねっていう話はこっそりしています」

 また、インフルエンザで高熱のほかに気をつけたいのが「異常行動」です。


(高松市保健所/藤川先生) 「インフルエンザ脳症といって、インフルエンザそのものが脳に炎症を起こしたりすると異常行動、もうろうとした状態で意識が落ちたりとかちょっと変わった行動をしたりとか、発熱が発症してから2日間くらいは自宅療養で誰かが一人にさせないようにする」

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