過去2番目の早さです。岡山県が4年ぶりにインフルエンザ警報を発令しました。
岡山県が指定する84の医療機関の報告によりますと、11月26日までの1週間のインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり31.35人となり、国の警報基準の30人を上回りました。
警報が発令されたのは2019年1月以来で、過去2番目の早さです。
感染の拡大の時期が早いことから県はさらに広がるおそれがあるとしていて、手洗いや部屋の換気など基本的な対策のほか、高齢者や妊婦、乳幼児など重症化リスクが高い人に予防接種を呼び掛けています。
2023年9月以降の県内のインフルエンザ患者約1万2000人のうち7割ほどが14歳以下で、県は学校や保育所などにチラシを配り、予防を呼び掛けるとしています。