昨年、香川県の海域で衝突事故などを起こした船舶が、過去10年間で最も多い84隻だったことが分かりました。
高松海上保安部によると、事故を起こした84隻のうちプレジャーボートが31隻と最も多く、次に漁船が23隻でした。「衝突」が約半分を占めていて、昨年12月12日には小豆島沖で漁船と砂利運搬船が衝突し、漁船の船長(52)が海に転落して死亡しました。
一方、ウエイクボード中の男性(22)がボートのスクリューに巻き込まれて死亡するなど、マリンレジャーや釣り中の事故などで10人が亡くなりました。
高松海上保安部では「海に出る際にはライフジャケットをしっかり着用してほしい」と呼びかけています。