国家公務員の仕事の魅力や職場の雰囲気を知ってもらおうと、大学3年生などを対象にした就職説明会が高松市で開かれました。
(石井俊大リポート) 「イベントには四国にある国の行政機関のほとんどが参加しています。こちらでは人事院四国事務局の話を聞くことができ、またその隣の部屋では四国運輸局の話を聞くことができるなど、一気に情報を集めるチャンスなんです」
人事院四国事務局が、3月1日の就職活動解禁の時期に合わせて毎年開いている「四国官庁OPENゼミ」です。4日から3日間四国4県で開き、約1450人が参加予定です。高松市サンポートの合同庁舎では、17の行政機関が講義や座談会を開きました。参加した学生らは、真剣な表情で職員の話を聞いていました。
(人事院四国事務局の職員は―) 「自身が経験したことを(面接で)話したら、面接官にも自分が経験したことなので説得力もあるし、伝わるんじゃないかと思う」
また、人事院四国事務局の局長から仕事の魅力について話を聞きました。
(人事院四国事務局/好岡厚徳 事務局長) 「四国をなんとか良くしなければならないということを考える仕事なんだろうと思います」
人事院四国事務局によりますと仕事の内容が十分に伝わっていなかったり、地方公務員の方が人気があったりして国家公務員を目指す人は年々、減少しているということです。
(参加した学生は―) 「三日間で一気にいろんなところを見られるのは、すごくありがたいです」 「漠然としたイメージしかなかったんですが、具体的なことを知ることができて、実際に自分が働いている姿とかイメージできたと思います」