去年、コイヘルペスウイルス病で大量のコイが死んだ栗林公園に対して、企業などで作る団体が新たなコイの購入資金を寄付しました。
寄付金50万円を贈ったのは、高松市のあなぶき興産などで作る「あなぶきアルファ会」です。栗林公園で贈呈式があり、中山隆司会長が栗林公園観光事務所の和泉誠司所長に目録を手渡しました。
栗林公園では去年4月コイヘルペスウイルスが確認され、大量のコイが死んだほか、残りのコイも全て処分されました。香川県では元々いた700匹程度に復活させようと去年11月、新たなコイ100匹を放流しました。
県ではさらにコイを購入するための寄付金を募っていて、今年1月末時点で約700万円が集まっています。
(香川県栗林公園観光事務所/和泉誠司 所長) 「なるべく早くコイを放流して元通りの栗林公園の姿、ニシキゴイが優雅に泳ぐ姿を取り戻したい」