高松市の栗林公園の池でコイヘルペスウイルス病が発生し、大量のコイが死にました。処分後、池にウイルスが残っていないかを調べる検査が始まりました。
10日午後、栗林公園観光事務所の職員が園内の西湖に設置されたいけすに検査用のコイ30匹を入れました。
栗林公園では今年2月以降、大量のコイが死んでいるのが見つかり、4月にコイヘルペスウイルスが検出されました。
5月までに約300匹が死んだほか、残っていた約360匹も全て焼却処分しました。
今回の検査はウイルスが残っていないかを調べるもので園内のほかの池でも行います。
3週間様子を見た後、香川県の水産試験場で検査をし、感染がなければ、11月下旬の秋のライトアップに合わせて 新しいコイ約100匹を放流する予定です。
(香川県栗林公園観光事務所/川田一郎 造園課長) 「またコイを楽しみにしていただけたらなと思っております」