災害時の妊婦への接し方について学ぶ講演会が、高松市で開かれました。
高松市で開かれた「ぼうさい まちカフェ」です。香川大学医学部看護学科の教授で、元助産師の佐々木睦子さんが講師を務めました。
佐々木さんは、避難する時に妊婦の周りの人が配慮すべきことや妊婦自身が避難所で気を付けることなどをスライドを使って話しました。
(佐々木睦子さん) 「階段も足元が見えないので、ゆっくりじゃないと妊婦さんは下りられないから、もし力のある男の方がおられたらおんぶしてでも下ろしてあげた方が、早く逃げられるかもしれないですよね」
また、東日本大震災では母子健康手帳が流されてもウェブ版にデータを登録していたおかげで、妊婦の状態がすぐに分かったことなどを紹介しました。
(参加した人はー) 「少しでも、きょう聞いたことを参考に、助けてあげられることはしてあげたいと思います」 「実際に避難してきたときには、周りの者で配慮していくんだと」