災害発生時、障害者や高齢者をどう守るかを考える講演会が高松市で開かれ、専門家が「地域住民の助け合いが必要だ」訴えました。
(国立防災科研/花崎哲司 客員研究員) 「(避難所には)人口の1割しか入れない計算になっているのに人口の3割が既に高齢者、1割が障害のある方」
地域の防災などについて研究している花崎哲司さんの講演には地域住民や大学教授ら約40人が集まりました。
花崎さんは自然災害が発生したとき、消防や警察の救助活動には限界があるとして、地域で助け合うことが必要だと訴えました。また、避難時のためにゼリー飲料など栄養補給のしやすいものを備えておくことが大切だと話していました。
(参加者はー) 「周りの人とのコミュニケーションを少しずつ取っていくことで災害に対する対策ができると思うようになりました」