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誰にでも伝わる情報提供を 外国人の目線で考える「防災」【こつこつ防災】

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 防災の話題をお伝えする「こつこつ防災」です。

 みなさんは「もし海外で災害に遭ったら」どうしますか? 今回は日本にいる外国人の目線で「防災」について考えます。

 11月、高松市で外国人と一緒に防災について考えるイベントが開かれました。災害に関する情報を共有した他、家の近くの避難所を調べることができるアプリの使い方などを学びました。

イベント参加者は―
(インドネシアから)
「一番心配なのは(避難)場所。どこに行くか」

(アメリカから)
「日本語はある程度しゃべれるけど、わからない言葉もまだたくさんあって。周りに英語がしゃべれる人がいたら」

 このイベントでは、日本人と外国人の言葉の壁や文化の違いが原因で実際に起きたトラブルの事例についても話し合われました。

(香川大学教育学部/轟木靖子 教授)
「津波というのは3.11で世界的に有名になって、みなさん知っている方が多いんですけど、地震という言葉であるとか、揺れるとか、危険です、避難してくださいというのは言葉として難しい」

 香川大学教育学部の轟木靖子教授は「外国人にも伝わりやすい日本語」を研究をしています。

(香川大学教育学部/轟木靖子 教授)
「いろいろな情報が伝わらなくて阪神淡路大震災の時、あの時は場所が神戸ということもあって外国の方がたくさんいらしたので、多くの方が亡くなったり被害に遭われた。『危険です』というよりは『危ないです』と言った方が伝わりやすいですし、避難してくださいというよりは逃げてくださいという方がわかりやすい」

 一方、「避難」や「危険」などの言葉はニュースでも使われるため、これらの言葉については外国人に知ってもらう取り組みも進める必要があると考えています。

 また、「言葉」ではなく「絵」で伝えようという動きも進んでいます。

(赤木由布子リポート)
「中央公園にはここが避難場所だということがわかる看板が設置されています。その下にはどの災害に対応できるのかというのが図で示されています」

 高松市の中央公園に設置されている看板には、洪水、津波、土石流、崖崩れ、大規模火災の図が示されています。中央公園は洪水や土石流、崖崩れの場合は避難場所として活用できますが、海に近いこともあって「津波」の避難場所にはなっていません。

 ちなみに、「避難場所」と「避難所」は少しピクトグラムが違います。これは外国人だけでなく日本人も覚えておきたいマークです。



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