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地域の災害時に備える 大学に非常用の食料を蓄える防災倉庫を設置 岡山市

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 岡山市の山陽学園大学に、非常用の食料を蓄える防災倉庫が設置されました。

(記者) 「この防災倉庫は、約500人分の水や乾パンなどの食料を備蓄できます」    倉庫は高さと奥行きが約2メートル、横幅は約3メートルあり、その中に災害時用の食料などを備蓄します。岡山東ライオンズクラブが約50万円をかけて贈りました。就実大学、ノートルダム清心女子大学に続いて3カ所目です。

 山陽学園大学と平井学区連合町内会は防災協定を結んでいて、大学内の体育館を避難場所に指定しています。水害を想定して、倉庫を設置した場所の海抜は4メートル以上あります。また、車で出入りがしやすく災害時も備蓄品が簡単に取れるように、屋外に設置しました。

 もともと、大学内に備蓄していた非常用食料と防災倉庫を合わせると約3000人分になり、より多くの学生や地域住民の避難に対応できます。

 平井学区内の人口は3月末現在で約1万3000人で連合町内会では、これからも災害対策を強化していくとしています。

(平井学区連合町内会/那須和夫 会長) 「昨年、岡山市でも今までなかったような災害がありました。平井学区では、災害があるからではなく、災害は必ず来るから 備えよういうことでこういう取り組みをやってます」

(山陽学園大学・山陽学園短期大学/齊藤育子 学長) 「地域の皆様と一緒にその都度、防災意識を高めるためにもこの倉庫を利用させていただきたいと思っております」

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